こんな方も大丈夫。
生命保険はたったの3種類。
全然難しくないので、一緒に見ていきましょう。
この記事を読むと分かること
- 生命保険の種類
- どの保険を選ぶべきなのか
では、さっそく本題に入りましょう。
生命保険は、実はたったの3種類
たくさんの種類がありそうに思いますが、実は全ての生命保険は3つの種類に分けることが出来ます。
生命保険の種類
- 定期保険
- 養老保険
- 終身保険
複雑そうな保険も、この3種類のいずれかの組み合わせに過ぎません。
3種類の保険をおさえて、保険マスターになりましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
定期保険
まず一つ目が“定期保険”。
定められた期間を保障する保険、つまり、ある一定期間を保証する保険です。
これは、いわゆる掛け捨ての保険です。
30歳の人が10年間の保険に入ると、30歳から10年間は保障されますが、以降は契約を更新しない限り保障がなくなります。
10年後の40歳で更新しようとすると、保険料は必ず上がります。
なぜなら、30歳の人が10年間の間に亡くなる確率と、40歳の人が10年間の間に亡くなる確率では、当然後者の方が高いからです。
その分保険料をもらわなければ保険会社はやっていけません。
定期保険の特徴
- ある一定期間のみを保障
- 掛け捨て
- 安い保険料で大きな保障が得られる
- 更新時保険料が上がる
養老保険
二つ目が、“養老保険”。
漢字からも分かるように、老後を養う保険、つまり、老後を養うためのお金が手に入る保険です。
保険期間中に亡くなれば、死亡保障がおります。
亡くならずに満期を迎えると、満期保険金として、死亡保障と同額のお金を本人が受け取ることができます。
例えば、30歳の人が60歳満期の保険に入ると、60歳までの間に亡くなれば、身近な人が保険金を受け取れますし、亡くならずに60歳まで生きれば、満期保険金として本人がお金を受け取れます。
保険機能がついた貯金と考えましょう。貯金なので、保険料は高いです。
養老保険の特徴
- 亡くなれば死亡保険金が、生きていれば満期保険金がもらえる
- 掛け捨てではない、貯蓄型。
- 保険料は高い
終身保険
最後に、“終身保険”。
これは、死ぬまで保障が続く保険です。
身が終わるまでの保険ですね。
自分で受け取ることは出来ませんが、あなたが亡くなった時に必ず誰かが保険金を受け取ることができます。
終身保険の特徴
- 保障が一生続く
- 誰かが必ず保険金を受け取ることができる
- 保険料は高め
どの種類に当てはまる?
生命保険の種類は3種類(定期保険・養老保険・終身保険)とお伝えしましたが、
そう思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
世の中にはたくさんの名前の保険が存在しているので、混乱してしまいがちです。
ですが、全ての保険は、今まで説明してきた3種類が基本となっています。
それでは、実際にいくつか見ていきましょう。
収入保障保険
収入保障保険とは、ある一定期間内に死亡すれば、毎月一定額を遺族が受け取れる、というもの。
定められた期間を生存して過ぎれば、保障はなくなります。
定められた期間の保険=“定期保険”ですね!
学資保険
学資保険は、子どもが18歳になるとき等、満期を設定して契約します。
子どもが18歳になるまでに、契約者にもしものことがあれば、以降の保険料は払わずに保険金が受け取れます。
契約者が生きて、子どもが18歳を迎えれば、満期保険金として同額を契約者が受け取ることができます。
つまり、貯蓄型の保険。“養老保険”がもとになっていると言えますね!
定期付き終身保険
ある一定期間(子どもが成人するまで等)は保障額を高くし、一定期間が過ぎれば高い保障はなくなるが、一定額は、その後いつ亡くなっても必ずもらえる、という保険。
これは、定期保険と終身保険を組み合わせた保険です。
どの保険を選べばいい?
保険の種類は分かったけど、どの保険を選べばいいのか・・・悩みますね。
下記を参考にしてください。
定期保険は、こんな方におすすめ
- あまりお金に余裕がなく、保険料を安く済ませたい
- 子どもが小さく、大黒柱に万が一のことがあったらたくさんの保障が必要
養老保険は、こんな方におすすめ
- 貯金が苦手で、自分でお金を貯めることが出来ない
- ある特定の時期(子どもの進学・老後等)に合わせて、まとまったお金を準備したい
終身保険は、こんな方におすすめ
- 掛捨てが嫌い
- 誰かのためにお金を残したい
以上、参考になれば幸いです!
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