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資産運用

投資初心者がまず始めるなら、つみたてNISAとiDeCoどっち?

2021年5月12日

悩んでいる人
つみたてNISAとiDeCo、どっちから始めるべき?

こんな疑問にお答えします。

つみたてNISA、iDeCo、よく聞くようになりましたね。「みんなやってるのかな?」「私も始めた方がいいのかな・・・」そんなふうに考え始めた人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、何から始めたらいいのかよく分からない。

当記事では、つみたてNISAとiDeCo、初心者が始めるなら、まずはどちらを選ぶといいのかを解説します。

 

では、さっそく本題に入りましょう。

 

投資初心者にはつみたてNISAがおすすめ

結論から言うと、投資初心者にはつみたてNISAがおすすめです。

理由を3つ解説します。

 

投資初心者につみたてNISAがおすすめの理由①少額から投資ができるから

投資初心者につみたてNISAがおすすめの理由一つ目は、つみたてNISAの方が少額から始めることが出来るからです。

つみたてNISAは、金融機関によっては100円から投資可能なのに対し、iDeCoは最低掛金が5,000円です。

少額から始めたい初心者の方には、つみたてNISAの方が負担がないと言えるでしょう。

 

投資初心者につみたてNISAがおすすめの理由②いつでも解約ができるから

投資初心者にはつみたてNISAがおすすめの理由二つ目は、つみたてNISAはいつでも解約できるのに対し、iDeCoは60歳まで引き出しが出来ないからです。

 

iDeCoは、そもそも「年金」の一種です。国民年金や厚生年金に更に上乗せして「自分年金」を作ろうという制度です。

つまりは、老後に使うお金を作っていくもの。

よって、一度始めてしまうと60歳までお金が引き出せない制度なのです。

 

それに対し、つみたてNISAは、辞めたいと思った時、すぐに解約することが出来ます。

 

投資初心者につみたてNISAがおすすめの理由③商品が厳選されたものだから

投資初心者にはつみたてNISAがおすすめの理由三つ目は、つみたてNISAの商品は、金融庁が長期投資にふさわしいと示した基準を満たす厳選された商品のみだからです。

 

つみたてNISAの商品になるには、基準が定められています。

その基準を満たしたものでないとつみたてNISAの商品にはなれないのです。

金融庁が、長期投資にふさわしいよ!と太鼓判を押した商品ですから、初心者でも大きく失敗する可能性が低いと言えるでしょう。

 

つみたてNISAのデメリット

ここまで解説すると、

そうかー、つみたてNISAやってみようかな・・・でも、デメリットはないのかな?

そう考えるかもしれませんね。

つみたてNISAとiDeCoを比較した場合、確かにつみたてNISAが劣っている点もありますので解説しておきます。

 

つみたてNISAのデメリット①元本保証の商品がない

iDeCoには、一部、元本保証の商品(定期預金・保険)があります。ですが、つみたてNISAの対象商品の要件は、『主たる投資の対象資産に株式を含むこと』と金融庁に示されているため、全ての商品に株式が含まれ、元本保証の商品はありません。

 

つみたてNISAのデメリット②所得控除にならない

つみたてNISAもiDeCoも運用益が非課税になるという点は共通しているのですが、iDeCoには、更に、掛金が所得控除になるという節税効果があります。

つみたてNISAの掛金は所得控除にはなりませんから、この点はiDeCoより劣っているポイントです。

 

まとめ

  • 少額から始めることができる
  • いつでも解約ができる
  • 金融庁が長期投資にふさわしいと厳選した商品しかない

以上の理由から、投資初心者には、つみたてNISAから始めることをおすすめします。

 

ただし、目的が老後資金で、ある程度手元の資金に余裕がある人、節税効果を最大限に求めたい人には、iDeCoが良いと言えるでしょう。

 

どちらも、投資で大事な3原則「長期・積立・分散」が自然と出来る良い制度です。

 

節税効果もあり、誰でもお得に投資が始められます。

「銀行に預けておくだけだともったいないな」と少しでも思っている方は、是非利用しましょう。

 


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  • この記事を書いた人

桜田 はな(hana sakurada)

30代後半の会社員(2児母) 社会保険労務士試験合格者。FP2級・簿記2級・保育士・秘書検定準1級・日本書道初等師範 保有。20代前半に8桁以上のお金の大失敗を経験し、どん底へ→お金の勉強を開始→世の中には知らなきゃ損なことがたくさんあることを知る→自身の子どもにも伝えたい「お金の知識」を共有のため、2021年サイト運営を開始。

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